【米沢】エールビールとラガービールの違いとは？ 山形の醸造所で製造されたビール！

エールビールとラガービール。どちらも耳にしたことはあると思いますが、その違いをご存知でしょうか？

こちらでは、山形県米沢市でエールビールを製造する米沢ジャックスブルワリーが、エールビールとラガービールの違いを解説いたします。

美味しいビールをお求めの方は、米沢ジャックスブルワリーの通販へ。山形県米沢市の醸造所で、様々なテイストのオリジナルビールを製造・販売しています。

世界には、様々なビールが存在します。原材料は基本的に同じものの、醸造する過程や方法が異なることで、香りや味わいがまったく違うビールが生まれます。こうした違いを、ビアスタイルといいます。ビアスタイルは、世界中に100種以上あるとされています。

様々なビアスタイルが存在しますが、大きく2つに分類できます。それが、エールビールとラガービールです。

ラガービールとエールビールは酵母が異なる

基本的にビールの原材料は同じで、使用されるのは水と麦芽、そしてホップです。これらの主原料に酵母を加えて発酵させることでビールを作ります。

ビールにおいて、水は非常に重要な要素です。なかには、水質に最も力を入れている醸造所もあります。麦芽とは、大麦を発酵させたものです。そして、蔓植物のホップを用います。ホップによって、ビール独特の苦味や香りを生み出されます。

ビアスタイルの差は原材料ではなく、酵母によって生まれます。このうち、エールビールで用いられているのがエール酵母、ラガービールで用いられるのがラガー酵母です。この違いにより、色や香り、味わいなどが変わってくるのです。

ラガービールとエールビールは発酵方法が異なる

ビールを発酵させる方法は、主に上面発酵と下面発酵の2つです。

古くより伝わるビールの作り方が、上面発酵です。上面発酵には、エール酵母を用います。使用した酵母が、発酵させる過程で麦汁の上面に浮上するため、上面発酵と呼ばれています。2～3日の期間をかけて、20～25℃という比較的高めの温度で発酵させます。熟成期間は2週間程度です。

中世以降、ラガー酵母を用いて作られてきたのがラガービールです。ラガー酵母は発酵の過程で沈むため、下面発酵と呼ばれます。7～10日の期間をかけて、5℃前後の温度で発酵させます。熟成期間は1ヵ月と、上面発酵の2倍の期間がかかります。

上面発酵と比較して発酵させる温度がかなり低いため、雑菌の繁殖を防ぎ大量生産を可能としています。エールビールと比べると歴史は浅いですが、現代では世界に広く普及しています。日本で流通しているビールのうち9割以上が、下面酵母によって作られたラガービールだとされています。

ラガービールは冷やして飲むと美味しくエールビールは常温でも楽しめる

ラガービールは、あらかじめ5℃程度までしっかりと冷やしておき、ゴクゴク飲んで喉越しを楽しむのが一般的です。風呂上がりや汗をかいたあとに飲むと最高でしょう。

ラガービールほどメジャーではないものの、日本でも昨今人気が高まっているのがエールビールです。ラガービールと異なり、色や香り、味わいなどをゆったりと楽しみながら飲みます。常温で食事とあわせて楽しめることが特徴です。

山形県米沢市でエールビールをお求めの方は、米沢ジャックスブルワリーをご利用ください。特徴的な色や香り、味わいが楽しめることから、クラフトビールは上面発酵（エールビール）が多いです。

米沢ジャックスブルワリーで醸造されているクラフトビールも、その多くがエールビールです。個性豊かなビールを取り揃えていますので、ぜひお試しください。

日本で主流とされているラガービールとは異なるエールビール。発酵に用いられる酵母が異なるために、まったく違う色や香り、味わいが生まれます。

山形県米沢市のエールビールをお求めの方は、米沢市の醸造所、米沢ジャックスブルワリーでお探しください。定番商品はもちろん、季節の地産物を使ったビールや他の醸造所・飲食店とのコラボビールなどを販売中です。一本一本を手作業で丁寧にボトリングして出荷していますので、販売量に限りがあります。ご購入の際は、お早めにお問い合わせください。