米沢でビール造り！醸造所・米沢ジャックスブルワリーがもつ強みとは？ クラフトビールができるまでの流れを解説！

ビール造りの過程は、シンプルに見えて細かいこだわりが光る深い作業です。こちらでは、米沢でビール造りを行う米沢ジャックスブルワリーが、クラフトビールができるまでの流れを解説します。併せて、米沢ジャックスブルワリーのこだわりもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

米沢ジャックスブルワリーは、米沢にてクラフトビール造りを行っております。実際に行われているビール造りの様子をご紹介します。ビール造りの工程は、大きく3段階に分けられます。

仕込み

まずは、麦芽をスムーズに糖化させるために、機械を用いて粉砕します。細かくなった麦芽にお湯を加えて、攪拌しながら少しずつ温度を上げていきます。やがて、麦芽に含まれているデンプンがゆっくりと糖に変化します。この糖分があることで、発酵に用いる酵母の働きを活発化してくれるのです。

麦芽が糖化していくにつれて、段々とおかゆのようなペースト状になってきます。このおかゆのようなものをろ過したのが、麦汁です。この麦汁をさらに加熱していきます。

沸騰するときを見計ってホップを加えることで、麦汁に苦味と香りがつきます。投入するタイミングやホップの種類、量によって苦味と香りが大きく左右されるため、分単位でしっかりと見極めなければなりません。

煮沸の序盤でビタリングホップを投入すれば苦味が強く移り、逆に煮沸の最後にアロマホップを投入すれば香りが強く移ります。

発酵

ホップによって苦味と香りがついた麦汁は、冷却されてから発酵用のタンクへと移されます。そして、酵母を投入します。デンプンから変化している麦汁に含まれる糖分を、酵母が食べてアルコールと炭酸ガスを生み出します。加えて、香りとなるエステルも生成されます。一定の期間をかけて発酵させたら、貯酒室へと移します。さらに時間をかけて熟成させ、ビールとして仕上げます。

ビールの香りをさらに強める目的で、発酵後のタイミングでアロマホップを漬け込む「ドライホッピング」を行うこともあります。熱を加えないのでホップの香りを強くつけることができるのです。

充填

熟成が終了したら、不要な成分や酵母をろ過して取り除きます。ろ過されたビールは、透き通った美しい色を見せてくれます。缶やビールなどに入れて、お客様の手元に送られます。

米沢ジャックスブルワリーで製造されたクラフトビールは、通販でも手軽に購入することができます。ぜひ米沢ジャックスブルワリーのクラフトビールをお楽しみください。

米沢ジャックスブルワリーは、山形県米沢市南部にて2018年春よりオープンした醸造所です。小規模なブルワリーだからこそ作り出せる高品質なクラフトビールを展開しています。

現在では、4種の定番商品を販売していますが、季節ごとに地産物を用いた様々なテイストのオリジナルビール造りも行っております。またそれだけでなく、ほかの醸造所や飲食店とのコラボビールの製造および販売もしています。

米沢市や山形市の一部店舗はもちろん、東京都内にも米沢ジャックスブルワリーのクラフトビールを取り扱っている店舗があります。現在ではオンラインストアも展開しているため、どこでもお気軽にお楽しみいただけます。米沢の醸造所で製造されたクラフトビールをお求めの方は、ぜひ通販サイトをご利用ください。

ビールの原材料や製造過程は一見するとシンプルに思えるかもしれませんが、細かいところでこだわりが光る奥が深い飲料なのです。米沢ジャックスブルワリーは米沢にて、そんなこだわりのクラフトビール造りを行っております。

米沢ジャックスブルワリーで取り扱う定番のクラフトビールやその時期ならではの地産物を用いたオリジナルビール、ほかの醸造所とのコラボビールなど様々なビールを製造・販売しています。米沢ならではのクラフトビールを、ぜひお楽しみください。